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料理漫画目録

【感想】『まんが道』(藤子不二雄A)に出てくる食べ物っておいしそうだよね!~私の好きな漫画の食描写

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感想というほどでもないのですが、自分が好きな漫画の食描写についてつらつらと。

プロフィールにも書いているのですが、私が初めて読んだ料理漫画はビッグ錠先生の『スーパー食いしん坊』です。
友達のお父さんの蔵書で、洗濯機でラーメン!とか、味見して「んマーイ!」と叫ぶとか、今でも強烈な印象で記憶に残っています。
(大人になってから読み直してないので、かれこれ30年近く記憶しているようです。すごい。)

漫画に登場する料理として印象深いのは『まんが道』に登場する日常的なごはんです。
今日はそれらについて語りたいと思います。

まんが道(藤子不二雄A)

文庫版は全14巻。続編的な作品として『愛、知りそめし日に…』があります。

電子書籍版も発売中。全25巻。

内容紹介

戦後漫画史の貴重な記録でもある、連載期間43年に渡った藤子不二雄A先生の自伝的作品。
主人公・満賀道雄と才野茂(藤子・F・不二雄先生がモデル)、二人の少年が出会い、漫画家という夢に向かって共に成長する姿を描く長編ロマン。
青春の悩みや歓びを丹念に描き、読んだ者誰もが引き込まれる日本漫画の金字塔。

『まんが道』の食べ物

『まんが道』読んだことない人には訳わからない感じになりますが、好き勝手書かせて頂きますね。

私が『まんが道』を初めて読んだのは、小学5年生の頃。
町内にあった図書室に愛蔵版が置いてあったので、それを借りて読みました。

小学生の自分には、藤子不二雄先生=ドラえもん。FとAに分かれてちょっと後くらいでした。
当時、『ミスター味っ子』(寺沢大介)が大好きで、発売日に本屋に駆け込み、毎日のように読んでいた私にとって『まんが道』の作中に登場する料理や食べ物は、大変魅力的で、美味しそうに映りました。

結婚して家電を買った時にもらったエコポイントを使って、文庫版14冊を揃えました。

富山県時代

学校で配られる肝油。これを通貨代わりにして、似顔絵を請け負っていたというエピソード。
肝油、懐かしいなあ。私たちより下の年代だと存在も知らないかも(私は1978年生まれです)。

高岡時代は、満賀くんのおやつが楽しみだったなあ。
ふかしイモが多かったけれど、お母さんが喫茶店で働いていたから、たまにシュークリームとかケーキがあって。おやつにシュークリームがでるなんて良いなあ…と思いながら読んでました。

両国の下宿先でのごはん

富山出身の2人が、初めて食べるあさりの味噌汁と納豆。
納豆は食べ慣れてないことに納得なのですが、あさりも食べたことがないんですね。
私も日本海側の出身ですが、島根県なので貝といえばシジミだなあ。

両国の下宿先近くで買ったたい焼き、1尾10円。
たい焼きを割る描写が秀逸で。ほか~とした感じが美味しそうなのですが、2人で分けて食べるところがまた、良いんですよね。

帰るのが遅かったから「夕食は食べました」と伝えた後、おばさんが用意してくれたカレー。
おばさんの心遣いも嬉しいし、カレーを食べる2人の表情も幸せそうで、見ているこちらが嬉しくなります。

テラさんの料理

漫画家としての先輩・テラさんが作ってくれた、フランスパンにメンチカツを挟んだサンドウィッチ。
子どもの頃憧れて、大人になった今、パン屋でパンを肉屋でコロッケやメンチカツを買って作ります。単純だけど美味しくて幸せ。
テラさんの大きな手で「パン!」と叩くところがポイントだと思う。
ブログ「まんが食堂」さんが再現しています。

テラさんが作ってくれた、炊き立てごはんとキャベツの味噌汁。美味しそう。
満賀くんより、テラさんの方が手際が良さそうに見えるんですよね。あれは何故だろう…?

テラさんにもらったかりんとうを頬張る2人。
煎餅とか海苔巻(おかき)とか、意外とお茶菓子を食べる描写が多い気がします。

テラさんといえばチューダーも美味しそうだったな…。テラさん=食べ物なイメージが強いな…。

小村さんの差し入れ

編集・小村さんからの差し入れのケーキをもしゃもしゃ食べる様子。好き。

小村さんにごちそうを作ってもらうエピソード。
オムレツ!太巻き寿司!トリの唐揚げ!ごちそう!

…オムレツ?>(・ω・)などと突っ込んだら野暮なのですが、この辺の感覚の違いもおもしろい。

トキワ荘といえば青葉のラーメン。
ラーメンの登場回数も多かったような気がします。

まとめ

他にも手塚先生にビフテキおごってもらったり(満賀くんは肉が苦手だけど無理矢理食べたり)、漫画少年の編集さんに天丼をおごってもらったり。
『まんが道』はストーリーマンガとしても好きなのですが、ふと思い返すのは、料理描写ばかりなのですよね…。
私が食いしん坊なだけかも知れませんけれど(笑)。

今回、こんな記事を書いたのは、昨日、トキワ荘プロジェクトの仕掛け人・菊池健さんにTwitterで話しかけて頂いたからです。
トキワ荘繋がりで、『まんが道』の感想を書いてみようかなと。

菊池さんのグルメ漫画レビューは過去に読んでいて、アイコンを見て「あっ」となりまして。
ドラマ化されたグルメ漫画の紹介記事なので、「定番ばかりだな…」と思いつつ読み始めたのに、最後まで目を通したら「この人、本当に漫画好きなんだなー」と思えるという。すごいなあ。
「赤いタコさんウィンナーは好きですか?」素朴な料理が深夜の飯テロに!『深夜食堂』から『孤独のグルメ』など4選+1

トキワ荘プロジェクトのサイトはこちらです。

同じ菊池健さんが書いた『乙嫁語り』のレビューも良かったので、『乙嫁語り』の食べ物描写についても書こうかしら。
紹介したいインタビュー記事やブログもあるんですよね。

こういう軽い話はTwitterでつぶやくことが多かったのですが、ブログ記事にしないと勿体ない気もするので(^_^;
食マンガについてはブログでも書こうと思います。

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