久しぶりに目録。
今回は主人公が料理部などの食に関する部活動に所属している漫画を一覧にしてみました。
料理や食はあくまで小道具で部活動や友情・恋愛事情など人間関係が中心として描かれるパターンも多いようです。
主人公が料理部所属の学園もの
【定義】
・主人公が料理関係の部活に所属している。
・部活動の一環として料理を作ったり食べたりする。
※『食戟のソーマ』→寮が舞台。
※『ヘルズキッチン』→学校(料理学部)が舞台。
※『銀の匙』や『もやしもん』→農学部なので「農業がテーマの漫画一覧」に入れてます。
料理を作る系の部活 4作品
虹色ラーメン(馬場民雄)
ラーメンを食べたことがなかった主人公・榊太陽が初めて食べたラーメンに感動し、仲間たちとラーメン部を作る…という物語。
隠れた名作のようです。紙の単行本は絶版ですがKindle、Yahoo!、レンタなど電子書籍は色々出ています。
秋田書店「週刊少年チャンピオン」にて2001~2004まで連載。単行本は全18巻。
●Yahoo!ブックストアで試読できます。
放課後のトラットリア(原作:橙乃ままれ,漫画:水口鷹志)
料理研究部に所属する4人の女子高生が、トリップしてしまった異世界にて料理人を務める…という物語。
原作は『まおゆう』『ログ・ホライズン』の橙乃ままれさん。
WEB「comicメテオ」にて連載中。…ですが、1年休載から復活したかと思ったら、5月更新で再度止まっています。どうしたんだろ?
単行本は1巻まで刊行。
聖ジョルジュ女学園暗黒料理研究会 タベルナ(空木あんぐ)
聖ジョルジュ女学園の料理研究会を舞台にした4コマギャグ漫画です。
料理は扱いますが「美味しそう!」…という話ではない感じ。女の子がかわいいなー。
竹書房WEBコミック「まんがライフWIN」で2010年5月~2013年8月まで連載。単行本は全3巻。
●出版社サイトで1~3話、36~38話の6話を読むことができます
男子料理部(プゥコ)
男子校の料理部を舞台にした4コマ漫画。食描写薄めで小道具で出る程度です。
単行本は発売されていません。
料理を食べる系の部活 3作品
てんむす(稲山覚也)
大食いが伝統的な部活動競技として存在する世界。食べることが大好きで食いしん坊な女子高生・春風天子が、「食い道部」に所属して大食い競技に参加する…というフードファイト漫画です。女の子がかわいいと評判。
秋田書店「週刊少年チャンピオン」にて、2011年~2012年まで連載。
単行本は全10巻。
みくり学園スイーツ部(ポルリン)
ちょっと人見知りな女の子・栗山ユミノは、先輩に誘われてスイーツを食べるだけの部活=スイーツ部に入部する…というあらすじの、女の子が食べる様子を描いた漫画。女の子だけの部活で、百合っぽい描写もあります。ストーリーマンガというより1話完結型のショートショートかな?
富士見書房「月刊ドラゴンエイジ」2013年9月号~連載中。単行本は1巻まで。
●出版社サイトで試読できます
でり研(ひらふみ)
主人公・大学生の田中健一は、おいしい物を食べてダベる部活・でりしゃす研究会に引き込まれる。B級グルメと大学生活を描いたラブコメ4コマ漫画。
単行本は全3巻。
【番外編】茶道部など 3作品
料理・食としての色は薄いのですが、近いジャンルなので。
ケッコーなお手前です。(みよしふるまち)
アメリカ人留学生と茶道家元の息子を中心に初心者だらけの高等学校の小さな茶道部での活動を描いた物語。
友情や人間関係がメインのようですが、茶道の作法も描かれているようです。
マッグガーデン「月刊コミックアヴァルス」にて2011年~2012年に連載。単行本は全3巻。
お茶にごす。(西森博之)
中学時代、喧嘩ばかりの日々を送っていた主人公・船橋雅矢は、高校入学を機に暴力の道から抜け出す為、勧誘された茶道部に入部。雅矢の脱不良計画が始まる…。
これ、茶道部マンガに入れていいのかな…。1巻読みましたけど、いつもの西森マンガでした…(茶道部には所属してた)。
小学館「週刊少年サンデー」にて2007~2009年に連載。単行本は全11巻。
紅茶王子(山田南平)
お茶会同好会に所属する奈子・ハルカ・そめこの3人が月夜の晩に開いたお茶会でおまじないをしたら「アールグレイ」と「アッサム」の2人の紅茶王子が現れた。呼び出した人間の願いを3つ叶えないと元の世界に戻れないという紅茶王子たち。主人公・奈子は「一緒に学園生活を送りたい」と願い、2人の王子は3人と学園生活を送ることに…といった物語。
紅茶の存在感があるのは最初だけだし、紅茶のレシピ盗作問題もありますが、定義にはあてはまるので一覧には入れてしまおう。
白泉社「花とゆめ」にて連載。単行本は全25巻+番外編1巻。続編『桜の花の紅茶王子』連載中。
まとめ
以上、9作品でした。意外と多かった。
私が学生の頃は「料理部」は聞いたこともありませんでした。裁縫や編み物などとセットで「家庭科クラブ」があったくらいかな。
最近は高校に「料理部」が創設され、地元の食材を使ったメニューの開発協力を行ったり、コンテストに出たりしているようです。
●特産・京夏みかん、さわやか献立考案 京都・西舞鶴高生(京都新聞)
昨今の料理漫画ブームを見ていると、近い将来、高校の料理部を舞台にしたレシピ付漫画が登場するかも知れません。
それではお疲れ様でした。