酒関連の職業でひとくくりにしていましたが、切り口が分かりにくい気がしたので分割しました。
今回は「ソムリエ」。
沢山あるのでは?…と思っていましたが、4作品しかありませんでした。
今までまとめた職業系の目録はこちら。
●洋食の料理人(イタリアン・フレンチ)を描いたマンガ
●和菓子・洋菓子・パン作り職人が描かれた作品まとめ(パティシエなど)
●農業がテーマの漫画一覧
●主人公がバーテンダーのマンガ
ワインソムリエ 4作品
神の雫(原作:亜樹直、漫画:オキモト・シュウ)
世界の市場価値を左右するワイン評論家・神咲豊多香がこの世を去り、時価20億円を超えるワインコレクションが遺された。彼が選んだ12本のワイン『使徒』とその頂点に立つ最上の一本『神の雫』の銘柄、および生産年を言い当てた者のみが、遺産を手に入れることができる。この『使徒』対決に実の息子・雫と、養子で天才若手評論家として名高い遠峰一青が挑む!…といったあらすじのワイン漫画です。
講談社「モーニング」にて2004~2014年に連載(完結)。単行本は全44巻。
●講談社「モアイ」にて1話が試読できます
ソムリエ(原作:城アラキ、漫画:甲斐谷忍、監修:堀賢一)
フランスのソムリエコンテスト優勝の栄誉を、こともなげに放棄した日本人ソムリエ・佐竹城は、世界中を歩き回り10万種の中の1本を探し続ける。
ストーリーと合わせてワインへの接し方やソムリエとしてのサービスの心構えが描かれている。
集英社「MANGAオールマン」にて連載。単行本は全9巻(絶版)。
文庫版/電子書籍版は全6巻。
●Yahoo!ブックストアで試読できます ※スマホは要アプリDL
新ソムリエ 瞬のワイン(原作:城アラキ、漫画:志水三喜郎、監修:堀賢一)
「最高のソムリエ」と言われながら、ワインを取り巻く状況に絶望していた主人公・北村瞬が、新規開店のレストランでソムリエに就くことを勧められる。
ソムリエとしてワインとの接し方なども描かれるが、ワイン業界への批判が強め。原作者は同じだが、『ソムリエ』との関連性はない。
集英社「MANGAオールマン」にて連載。単行本は全8巻(絶版)。
文庫版/電子書籍版は全6巻。
●Yahoo!ブックストアで試読できます ※スマホは要アプリDL
ソムリエール(原作:城アラキ、作画:松井勝法、監修:堀賢一)
両親を失いながらも篤志家の援助により大学の醸造科を卒業した樹カナ。
自らも出身である施設で、子供達とワインを造っていた彼女の元に届いた、ある“理不尽な申し出”とは…?
集英社「ビジネスジャンプ」にて連載(完結)。単行本は全21巻。
●Yahoo!ブックストアで試読できます ※スマホは要アプリDL
まとめ
以上、全4作品でした。
評判が良いのは『神の雫』と『ソムリエ』かなあ。
作品数が少なく、原作者が2人と限られているせいか、どれも評価されている印象でした。
異色作として『ドランクバイヤーちどり』という作品も見つけましたが、単行本が発売されておらず、作者さんの自費出版誌(同人誌)だけで.購入が難しい為、一覧には加えませんでした。
詳細は作者のブログを参照。
●「ドランクバイヤーちどり2」他、通販受付再開!!
ワイン醸造家が登場する漫画は無いようです。
『もやしもん』のワイン編くらいかなあ…(単行本6巻)。
余談ですが、10月23日発売の「モーニング」で、『神の雫』作者による新作『怪盗ルヴァン』が始まっています。
ソムリエではないですが、ワイン漫画です。
1話は10月29日まで「Dモーニング」で読めます(その後「モアイ」で無料公開すると思う)。
ではまた~