毎日、TwitterやGoogleで「料理」「グルメ」「マンガ」等のキーワードで検索して、料理漫画の情報をキャッチしています。
新連載の告知がちらほら見つかったので、まとめてみました。
(前回の記事)
●【情報】今年4~5月に連載が始まる料理・食関連漫画 4作品
●2014年8~9月に連載が始まる料理・食関連漫画 『荒野のグルメ』他5作品
一の食卓(樹なつみ)
白泉社「メロディ」8月号(6月28日発売)より連載開始。
ストーリーなど
樹なつみさんのブログ「なつみ缶」によると、
時代は明治初期
新撰組無き後の斉藤一を主役に明治の洋食ことはじめと
明治初期の混乱する世相を描く・・・
みたいなお話です。
レビューを読んでまとめるとこんな感じ。
・キャッチコピーは「明治ことはじめサスペンス・ロマンス」
・舞台は明治初期のパン屋。
・元・新撰組の斎藤一が主人公。
・パン屋で働く、西洋料理人を目指す少女が語り手。
メインテーマは斎藤一の活躍で、サブテーマの一つが「明治の洋食」のようです。
レビューやネット上の感想としては「主人公の斎藤一がかっこいい!」「時代物としてよい」…と評判です(食関係ないじゃないか…)。
『花咲ける青少年』『OZ』『八雲立つ』など、面白い漫画を沢山描いてきた樹なつみさんによる新撰組マンガだなんて…素晴らしい。
単行本が出たら買います。
現在書店にある10月号(8月28日発売)には2話目が掲載されています。
※「メロディ」は隔月発行です。
じったんの時短レシピ(岡村みのり)
講談社「good!アフタヌーン」46号(8月7日発売)より連載スタート。
「モアイ」に第1回掲載分(1~3話)がアップされました。
ストーリー
時短マシーンの「じったん」こと吉永珠里は20代の社会人。
時間を惜しんで働き、時間を削って遊ぶんです♡
だから、料理も手早くおいしく、なおかつ楽しくっ!!
スッゲーおもしろくて、メチャメチャためになる料理マンガが出来ました!
読んで楽しい、作ってうれしい、食べて幸せ!!
じったんと一緒に「あっという間に完成」の絶品料理を召し上がれ♡
感想
題名の通り「時短」がテーマの料理マンガです。
1~3話でテーマになった食材は「ゆず」「しょうが」「昆布」。渋いですね。
読んだ感想としては、絵柄が少し古い感じがするけれど、全体としては悪くないです。
3話目(昆布)が一番バランスがよく、好みです。
「時短料理をする人が昆布でだしをとるの?」…とツッコミたくなりますが、「前日が鍋だった」という設定で解消してるところは細かい。
味噌汁の為にきちんとだしはとらないけど、鍋には昆布を入れる…てのは「あるある」だと思います。
気になったのは「食べる」描写。この人の絵柄と、主人公のキャラクターと、エロの相性は良いとはいえない気が…。
3話目の食べる場面、なんで「おちょぼ口」で食べさせるのか。そういうキャラクターではないと思うし、美味しそうには見えないのだけど。
唇を強調するという表現によってキャラの行動に違和感が生まれている気がします。
ページ数が少なく食べる場面が2-3コマに限られているからこそ、ストレートな表情だけで見せてほしいなあ。
デフォルメキャラはかわいらしいし面白くなりそうな作品なのだけど、エロに寄せていることで台無しになっている感じ…。
※全体に辛口になのは、私が食べる時に官能表現をやる料理漫画に辟易しているせいもあります。
新人さんなので今後の成長に期待。
『花のズボラ飯』が好きな人におススメだけど、「影響受け過ぎ」と思う人もいそう。
ひなたデリシャス(徳山るーしー)
ネットでほとんど情報を拾えないので、メモ的な内容ですが。
小学館「女性自身」にて連載中のグルメ?マンガです。
Twitterで面白いと勧めている方がいました。
作者のブログにアシスタント募集用のサンプルページがUPされているのですが、絵柄も雰囲気もよさそうなので気になっています。
髪を切りに行ったときに美容室で読もうかしら。
今のところ私が見つけた、今年始まった雑誌での料理マンガの新連載は12作品。
WEB連載も加えると20作品越えそうです。
うーん。ブームなのだな…。