料理マンガが好きな方には『おせん』でおなじみ、きくち将太さんの新連載が「幻冬舎Plus」にてスタートしました。
題名は『あたりまえのぜひたく。』。
作者・きくち将太さん、奥様、担当編集者の3人が織りなすコミックエッセイです。
10月5日に1話が公開されたばかりですが、この作品は良いですね…!
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●WEBで読める料理・食・グルメ漫画一覧
あたりまえのぜひたく。(きくち将太)
「料理は心」こだわりのグルメ漫画家の日常がおいしい……。
ひと手間かけた「おもてなし」がふんだんに詰まった料理満載のコミックエッセイ。
幸せいっぱい、お腹もいっぱい!!
1話のあらすじ
●1話へのリンク(文字or↓画像クリックで)
登場キャラクターは、食に対するこだわりがある漫画家・きくち正太とその妻、そして幻冬舎の担当編集者・高松の3名。
幻冬舎Plusでの新連載第1話に描く料理として、きくち正太が提案したのは「15分で作れるカレーそば」……。
「えっ!?そんなB級グルメ~」とボヤく編集・高松。
「論よりコショウ!」ときくち自らカレーそばを作り出すが…
…といった流れの、「ちょいとした手間で我が家の味」な料理を作って食べる、16ページのコミックエッセイです。
作者のプロフィール
きくち正太さんといえば、ちょっと前に完結した『おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。』(全11巻)ですね。
老舗料亭「一升庵」を舞台に、お酒大好きな「おせん」が作る様々な日本料理を描いたマンガ。
漫画としてもダイナミックなカットや独特の身体のラインが美しく、読み応えあります(クセが強いので好みは分かれそうですが)。
●講談社「モアイ」で1話を試読できます
感想
カレーそばと聞いて、「あ、微妙…」と思ったのに、読むうちに食べてみたくなるのは流石ですね。
ちょっと真似してのカレーうどんでも作ってみようかな…という気持ちになる。
(「そば」でないのは、冷蔵庫に「冷凍うどん」しかないからです…。)
今回の肝は、「自作のカレー粉」と「めんつゆ」だと思うのですよ!
次回以降に紹介されていくのだと思いますが、良い引きだわ。気になる…!!
”ちょっとしたこだわり”を積み重ねていくことで、「我が家の味」を作っていく。
『おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。』では割烹料亭を舞台に描かれていたこともあり、素敵だなーと思うだけだったけれど、コミックエッセイだとぐっと距離が近くなる気がします。
構図などにはっきりとした個性が出ていて、「きくち正太しか描けない作品だなー」と感心しました。
次回も楽しみです。
幻冬舎Plusといえば…野武士のグルメ 2ndシーズン
こちらは、『孤独のグルメ』原作者の久住昌之さんと、『極道めし』などの土山しげるさんが描く日常グルメマンガ。
9月末に更新された最新話は「秋の新サンマの塩焼き」。
神保町で散策した後『さぼうる』で一休みし、腹を満たす為に入った店ではおしぼりで顔を拭き…。
ネタバレになるので控えますが、日本酒に対する「もったいない」て対応も素敵で、いい雰囲気。
”おっさん”然とした描写が丁寧で好きな話です。
前半で甘味、後半で食事…という流れはドラマ版『孤独のグルメ』と近い構成ですね。
単行本発売中。
そういえば『孤独のグルメ』2巻の発売はいつなの…?
10月発売、て告知以降、続報がなくて、amazon予約もまだなのです。月末かしら。
同じ久住さん原作で10月30日発売の『百合子のひとりめし』は予約が始まっているというのに…!
…お腹すいたな…。
お昼はカレーうどんにしようと思います。
余談ですが角川書店の電子書籍セール、期間延長で10月14日までになりました(7日の時よりは値上げしていますが安い)。
私は『鹿の王』と『ひとりぼっちを笑うな』を買って漫画類は我慢したのですが…。また1週間悩みます…。
●【延長決定!10/14まで】Kindleで漫画が半額!『高杉さんちのお弁当』『鉄鍋のジャン!』『ホクサイと飯』などセール情報まとめ
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