料理漫画って本当に作品数が多くて、ちょっとげっそりしてくる毎日です…。元々、自分がやってたブログ「育児漫画目録」で調べて一覧化した時は267作品でした。
※リンク先は表示が重いのでWi-Fi推奨…。
●食べたくなる!食・料理・グルメがテーマの漫画一覧(267作品)
調べていて、意外と推理物(ミステリ)と組み合わせたものが多いことに気付きました。
ただ、amazonや読書メーターでレビューを読んでいると「推理が無理矢理」と評される作品も少なくないようです。
読者の評価が高いと感じるのは『ビストロ・パ・マルの事件簿』のみ。
この作品だけ、探偵小説を書く作家が原作を引き受けているから、推理部分に無理がないのでしょう。
食漫画自体、描くのが難しいのに、更にミステリの設定を考えるのは難しいと思うわ…。
探偵/推理/ミステリ+料理
喰いタン(寺沢大介)
大食いの探偵が、自身の味覚と食の知識を元に謎を解く推理(ミステリ)漫画。
講談社「イブニング」にて2002~09年まで連載(完結)。単行本は全16巻と外伝『食いしん坊探偵 聖也くん』1冊。
●出版社の作品紹介ページで試読できます
蛍のレシピ―美食探偵ホームズの事件簿(原作:まりあ志優,漫画:市川智茂)
コンサルなどの仕事をしながら全国を駆け巡る凄腕のシェフ・蛍が主人公。人気獲得の為に試行錯誤した結果か「料理+ミステリ漫画」とも言いきれない内容のようですがこちらに。
双葉社「アクションピザッツ」連載(完結)。単行本全1巻(絶版)。
●『蛍のレシピ』の“クールブイヨンのイクラ丼”を再現!(本がないならブログをお読み)
美食のお時間(酒川郁子)
一度食べた味を忘れない絶対味覚?の持ち主の主人公が事件を解決する料理+ミステリもの。
作者さんが釣り漫画や食漫画を描いている方なので食関連の描写は良さそう(未読)。
集英社「OfficeYou」にて2010年4月~12年4月号まで連載(完結)。単行本は全6巻。
試読ページなし。
●作者・酒川郁子さんのサイト
冷蔵庫探偵(原作:遠藤彩見,漫画:佐藤いづみ)
主人公が冷蔵庫を見て、その中身や周辺の様子から持ち主の性格や環境を推理する漫画。試読しただけですが、もうちょっと画力が欲しい感じ。
徳間書店「月刊コミックゼノンにて2010年12月号~12年2月号まで連載(完結)。単行本は全3巻。
●出版社の作品紹介ページで1話が試読できます
クックドッポ(原作:魚柄仁之助,漫画:山仲剛太)
日本のふるさとB級グルメを熱くする、異色のサスペンスグルメストーリー!(原文ママ)。料理のレシピつき。
主人公・ドッポが全国を放浪している為、浜松のギョーザ、四日市のとんてき、大阪のタコ焼と串揚げなど、移動先のご当地グルメを絡めつつ物語が展開するようです。
小学館「週刊少年サンデーS増刊」にて連載(完結)。単行本は全4巻。
●出版社の作品紹介ページで1話が試読できます
ビストロ・パ・マルの事件簿(原作:近藤史恵,漫画:原尾有美子)
下町のフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」を舞台に、レストランで起きた色々な謎をシェフが自身の知識を元に解き明かす、ミステリ+グルメ漫画。レシピ付。
小学館「サンデーGX」にて2011年11月号~連載中。単行本は2014年4月時点で2巻まで。
●出版社の作品紹介ページで試読できます
以上、6作品でした。
余談ですが、ミステリ小説も好きで高校生~25歳くらいまではゴリゴリ読んでました。
旦那さんもミステリ好きなので、お互いにおススメの小説を貸し借りしたりしてました。
私は島田さんの御手洗シリーズ、綾辻さんの館シリーズ、小野不由美さんの悪霊(ゴースト・ハント)シリーズが好き。
最近のだと松岡さんの鑑定士Qシリーズがおもしろかった。人が死なないミステリって素晴らしい。