コーヒーをテーマにした漫画をまとめてみました。
最初は「バリスタを描いたマンガ」を調べていたのですが1作しかなくて。
「コーヒーをテーマにしたマンガ」と一口に言っても、薀蓄系から小道具として使っているものまで、幅広いですね。
目次
コーヒーを題材にしたマンガ
【定義】
・コーヒーをメインテーマに据えたマンガ。
・バリスタという職業を描いたマンガ。
コーヒーもう一杯(山川直人)
コーヒーにまつわる悲喜こもごもの話を、基本1話完結の短編で描いた短編集。コーヒーの薀蓄や知識を語る回もあれば、コーヒーを小道具として描く回もあり、バラエティ豊かな構成。
「コミックビーム」にて2004年4月号~2009年4月号まで連載(完結)。
単行本は全5巻。
珈琲どりーむ(原作:花形怜,漫画:ひらまつおさむ)
老舗茶屋の跡取り息子という異色の珈琲バイヤーが、あなたの知らない珈琲の世界をご紹介します!
コーヒーにレモンやスパイス類を加えることで味わいが変わる…といったことも描かれる、1話完結型のコーヒーグルメ漫画。
単行本は全5巻。
●eBookJapanで試読できます(スマホは要アプリDL)
しろくまカフェ(ヒガアロハ)
番外編的にコーヒー焙煎士のキノボリカンガルーと、焙煎士を目指すマサキくんが主人公のシリーズがあります。コーヒー豆や焙煎について語りつつも動物たちがかわいくポップで面白いです。
該当部分は小学館版だと「くるみ味」、集英社版(bis)だと4巻に収録。
2006年より小学館「月刊Flowers」などで連載。アニメ化の際トラブルがあって休載し、2014年7月から集英社「Cocohana」に移籍して連載中。
単行本は集英社版(新装版)『しろくまカフェbis』全4巻が発売中。
●出版社サイトで1話が試読できます
珈琲時間(豊田徹也)
コーヒーにまつわる様々な短編17話を収録した短編集。
コーヒー薀蓄漫画ではなく、コーヒーを小道具として効果的に使った漫画。カット割りや台詞まわしが映画のような雰囲気です。
講談社「月刊アフタヌーン」にて2008年7月号~2009年12月号に連載(完結)。
単行本は全1巻。
●出版社サイトで1話が試読できます
バリスタ(漫画:むろなが供未,原作:花形怜)
ローマのバールで働く日本人バリスタ・香樹が淹れる1杯は客の心にあたたかな光を灯していく。旨くて珍しい珈琲が続々登場する本格派カッフェ漫画!
主人公がバリスタ。コーヒー薀蓄もありますが、基本は1話完結のヒューマンドラマです。
単行本は10巻まで。
僕はコーヒーがのめない(原作:福田幸江、作画:吉城モカ、監修:川島良彰(コーヒーハンター)
コーヒーが飲めない飲料会社の若手営業の花山と、花山の上司の加賀谷。2人が中心となって新しいコーヒーのプロジェクトが始動します。しかし、花山には同僚にも言ってない秘密があったのです…。
飲料メーカーを舞台にしたコーヒー漫画です。1話を試読したら薀蓄満載でキャラも良く、読み応えがありました。
小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて2014年5月より連載開始。
●出版社サイトで1話が試読できます
夜のコーヒー(左東武之)
のどかな町・月夜野にひっそりと佇む喫茶店「夜」を舞台に、コーヒーに関する腕はピカイチのこだわりのマスターと、マスターを慕う世話焼きのウエイターの2人がお客様好みの「1杯のコーヒー」を淹れる…という物語。
薀蓄は軽めで、コーヒーを淹れたり飲んだりする時間の中で、キャラクターの気持ちが変化する様子を描きます。
スクエニ「ガンガンオンライン」にて連載中。ネット連載なので複数話試読できます。
●ガンガンオンラインで1話、2話、最新話が読めます(スマホは要アプリDL)
珈琲いかがでしょう(コナリミサト)
移動珈琲店「たこ珈琲」の周囲で起こる様々な人間模様を描く物語。
コーヒーにまつわるちょっとした知識やレシピも出てきます。
●マッグ・ガーデンオンラインにて連載中で1話+最新2話が試読できます
まとめ
ネット上で評判が良いのは『コーヒーもう一杯』や『珈琲時間』といった短編集。
賛否両論あるけれど、支持者が多いのが『珈琲どりーむ』。
今回、試読してみて一番面白いと思ったのは『僕はコーヒーがのめない』。
1話は情報が多いのにすっきり読ませる構成なので、試読してみると良いかも知れません。まだ1巻だし買おうかな…と思ったら電子書籍版が無いのでちょっと悩んでいます。
個人的に好きなのは『珈琲いかがでしょう』です。これだけは全て読んでます。面白いですよ。
ではまた!